#病室WiFi協議会の活動が、2月25日(金)の毎日新聞に取り上げられました


【2月25日付け 毎日新聞夕刊より(一部抜粋)】

病室のWi-Fi整備に支援を

退院後、笠井さんは生まれ変わったかのようだ。アナウンサーの仕事に復帰し、がん闘病についての講演活動をこなす一方で、闘病前には思いもよらない活動に取り組む。今年1月、入院生活でネットを通じて病室の孤独を克服した経験を踏まえ、患者が病室で自由にインターネット接続ができる環境整備に向けた活動を始めたのだ。大学教授らと一緒に「#病室WiFi協議会」を設立し、永田町でのロビー活動などを行う。  総務省などが参加する任意団体「電波環境協議会」の20年の調査では、全国の約8割の病院でWI-Fiが使える半面、患者が自由に利用できる病院は少ない。笠井さんは「患者が自由に使えるようにすると、その分病院の通信料が増えるなど、さまざまな理由がある」と説明したうえでこう語るのだ。「私も入院中Wi-Fi(ワイファイ、無線LAN)が使えなかったので、通信料は自己負担しましたが、入院患者はただでさえ入院費負担が重い。病院もコロナ禍で経営が苦しい中で、国がその支援をすることが重要なんです」。