病室内のWiFi整備を今!

日本には民間、公共あわせて約9,000の病院があります。ある調査によれば、すでに81.1%の医療機関がWi-Fi(無線LAN)を導入しています。しかし患者などにWi-Fiアクセスを提供しているのは、その27.3%に留まっています。
今、コロナ禍で、外部との接触ができない状況下、 がん患者、筋ジストロフィーやろう者などの障害者、など多くの患者たちにとって、病室でWi-Fi(無線LAN)を使えることが、外部とのコミュニケーションのために本当に重要になっています。

がん患者などの長期入院者

がん患者などの長期入院者にとって、コロナ渦で家族にも会えない長期入院生活を強いられています。病室のWi-Fiで患者の孤独を和らげ、外部とのコミュニケーションを可能にすることは、患者QOL(生活の質)を向上するのに必須です。

障害者にとっては死活問題

障害をもった人たちが、Wi-Fiがないのは、もはや権利が侵害された状態と同じと言っています。全ての病院にフリーWi-Fiが必要です。

Wi-Fiは医療機器に悪影響を与えません

総務省、厚生労働省、電波環境協議会の調査によると、Wi-Fiや携帯電話は、病院内の医療機器にほとんど悪影響を与えません。

SDGsとDXの「かなめ」

日本国内では、DX(デジタルトランフォーメーション)やデジタル庁設置など、社会のデジタル化が声高に推進されようとしています。また国連「誰も取り残されない」をスローガンにかかげるSDGにも、国をあげて取組んでいます。病室のWi-Fiはそのための重要なインフラです。